[小ネタ]ターミナルでRancher Desktop同梱のrdctlコマンドの補完を効かせる
- t_o_dと申します。
- Rancher Desktopに同梱されているrdctlコマンドを利用すればCLIでRancherの機能を操作することができます。
- 今回はターミナルでrdctlコマンドの補完を効かせる方法を記録いたします。
環境
- mac OS Ventura 13.1
- Rancher Desktop 1.7.0
- rdctl 1.1.0
結論
- 以下の内容を
~/.zshrc
に記述するだけで、rdctlの補完を効かせることが可能です。
# 補完の有効化 autoload -Uz compinit && compinit # rdctl補完設定 eval "$(rdctl completion zsh)"; compdef _rdctl rdctl
- 記述して
source ~/.zshrc
等で読み込んだ後、以下のようにタブで補完が表示されることを確認します。
内容
- 上記ではrdctlのcompletionサブコマンドを利用しています。
rdctl completion シェル名
とすることで、以下の画像のように指定のシェル用の補完関数を生成して出力してくれるのでzshのCompletionで利用できます。- ※現在対応しているシェルは「bash」「fish」「powershell」「zsh」の4つです。
- その出力で
_rdctl
という名で補完関数を生成しているのでevalでロードします。 - 最後にzshのcompdefを利用して
rdctl
の補完として関連づけるように設定します。- ※記述後は
soucre ~/.zshrc
で読み込む必要があります。
- ※記述後は
まとめ
- 最近のCLIツールはオプションでcompletion機能を有していることが多く、rdctlもしっかり対応していました。
参考
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